令和時代に起業したベンチャー企業が目指すべきオシャレなオフィスとは?

目次

1. 年間に起業する割合とは?

終身雇用が当たり前だった時代も過去のものとなり、働き方改革やライフスタイルの多様化により、『雇われる』だけの就労以外の働き方を模索しようとする人が増えてきました。

情報量も増え、コミュニケーション手段が急成長した平成の時を経て、新しいアイディアが次々と生み出されるのは、社会全体を通して自然な流れであるとも言えます。

ここ数年間における国内年間起業数は約20万前後と言われています。景気にも左右されがちなので年度によって若干の変動はありますが、毎年これほどの数の事業が誕生しているのは決して少なくはありません。

当然のことながら、この約20万の起業家の中には同業者もいるのですから、この中でいかにして生き残っていけるかが重要な課題となります。

2. ベンチャー企業で資金がなくてもオシャレなオフィスを創るべき理由


出典:https://housemethod.com/

起業したての新しい会社に不足しているのは実績面。学歴や資格、過去の実績などは誰しもがうたう部分なので、もっと視覚的に、自社ならではの色をアピールできる手法を考えてみましょう。

中でもオフィスは『自社の顔』として来訪者に強い印象を与えることができる絶好の舞台です。起業したては何かと物入りのため、資金調達にも苦労させられる時期ですが、いち早く社会的信頼を得たいスタートダッシュの時だからこそ、きちんとしたオフィスを構えることは何よりの先行投資。

『令和』という新時代にふさわしい、オシャレでフレッシュなデザインを取り入れられれば、他社との差別化を図る絶好のチャンスになるのです。だからと言って何も高額な製品で埋め尽くさねばならないというわけではありません。第三者目線から見て、いかに好印象に映り、どのような趣向の企業であるかが読み取れればじゅうぶんですから、手始めに2~3ほどアピールポイントを考えて、そこからイメージを膨らませていくと良いでしょう。

自社にしっくりくる色合いや素材のコンセプトが見えてきたら、あとは必要な品物をそろえるのみ。テーマさえブレないように心掛ければ、手を伸ばしやすい価格帯のインテリアショップで揃えたとしても“こなれ感”を演出することは、そう難しいことではありません。

3. ベンチャー企業が参考にしたい助成金とは?


出典:https://www.officeforstudents.org.uk/

起業において避けては通れない資金問題。とりわけ鮮度が肝要なベンチャー企業であるからこそ、懊悩に時間を費やしすぎてスタートアップのタイミングを逃してしまうのは、あまりにももったいないことです。

まず思い付くのが融資を受けるかどうかですが、返済の悩みもついて回ります。そこで、補助金や助成金などの制度に着目してみましょう。金融機関からの融資と違い、後払いにはなりますが、なにより返済が不要である点が大きなメリットであると言えます。

主には経済産業省が実施している支援がありますが、他にも民間企業によるものも存在します。また、自治体によって条件は異なりますが、特定のジャンルの事業に特化した政策を用意している場合もあります。

いずれも事業計画書の提出が必要になりますので、円滑に審査を受けるためにも計画書作りの知識は万全にしておきましょう。役所などで起業家に向けたセミナーを受講できる自治体もありますので、所在する地方自治体の情報は、こまめにチェックすることをおすすめします。

その他、「クラウドファウンディング」で支援者を募ってみるのも、令和のベンチャーらしさあふれる面白い試みと言えるでしょう。一見、身も蓋もない言い方に思われるかもしれませんが、『考えるよりまず行動』というスタンスが、意外にも多くの成功者を生み出しているのです。

4. オシャレなオフィスに期待できる効果とは?


出典:http://realamazing.net/

見栄を張るというと少々聞こえは悪いですが、「世は張り物」という言葉もあるように、まだ実績のないベンチャー企業にとって、せめて門構えくらいは背伸びをしたいのが本音でしょう。
未完成さが垣間見えるオフィスより、始めから準備万端なオフィスの方が、これからクライアントになるであろう側の信頼を得やすいのは言うまでもありません。実績がないからこそ、最初の受け口が肝心というわけです。

ときに世間からは頼りない印象を抱かれてしまいかねない初々しさも、スマートなオフィスデザインで払拭してしまえば良いのです。それに何より、努力して整えたオシャレな環境でスタートを切ることは、身も心も引き締まり、自信やモチベーションアップに繋がること請け合いです。

ここはぜひとも『自分へのご褒美』と『新事業への抱負』の意味合いを込め、オフィスデザイン創造に力を注ぎましょう!

5. ベンチャー企業が参考にしたいオシャレオフィスを紹介

●Uber Technologies Inc. (アメリカ・サンフランシスコ)

創立2009年のUBERは、世界各国で配車サービスを展開している企業ですが、無機質さとウッドの温かみが絶妙なバランスで配置されています。黒を基調とした暗めの調光のエントランスと、明るいオフィスのギャップが魅力です。


出典:https://www.officelovin.com/


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出典:https://www.officelovin.com/

●Genentech inc. (アメリカ・サンフランシスコ)

創立は1976年と、現在注目度の高いバイオ系ベンチャーの中でも先駆け的存在の企業。広大な敷地にいくつものビルを構えており、全面的にガラス窓をもちいた開放的な空間が特徴です。

出典:https://www.pivotinteriors.com/


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●Sea Limited. (シンガポール)

創立2009年のGarena Online Private Limitedが元となる、オンラインゲームや電子商取引に特化したスタートアップ企業。差し色を効果的に使用した社内には観葉植物も多く取り入れられています。娯楽スペースや、きちんと区分けされた仮眠室まで用意されている手厚さにも注目です。


出典:https://www.straitstimes.com/


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●Informa plc (イギリス・ロンドン)

元は17世紀以前のコーヒーショップから発展したという、異例な歴史を持つ多国籍企業。現在の事業は医療から市場調査、学術出版と多岐にわたります。各部屋ごとに少しずつ異なる素材を用いつつも、コーポレートカラーであるブルー系の配色は欠かさない設計に。

出典:https://hundven-clements-news.com/


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6. オフィスデザインのプロに任せるのが一番安心なのか?


出典:https://www.pinterest.jp/

自ら考案して素敵なオフィス作りをするのは、とりわけインテリア好きにはたまらないほど心躍るものです。しかし、初期のスタッフ不足や、1人で起業する方にとっては、そればかりに労力を費やせないのが悩みどころ。

とは言え、片手間で済ませた妥協だらけのオフィスでスタートを切ることだけは避けたいものですね。そんなジレンマを解決するには、専門業者に任せて業務に集中するというのも有効な手段です。

では、一体どこからどこまでを委託すれば良いのでしょう?さまざまな例がありますが、基本的には以下の4パターンの利用が多いです。

①業種やコンセプトを大まかに伝えたうえで予算を見積もり、内外装・備品含むデザインの全てを発注
②オフィスファニチャーは入手済みなので、リフォーム工事な大掛かりな部分のみを依頼
③既に内装は決まっているないし変更不可のため、調度品のセレクト及びコーディネートを依頼
④極力自分で見繕うが、アドバイザーとしてレイアウトなど専門的な面をお任せ

起業したての方の中には、こういったことに不慣れで不安を感じる方も多くいらっしゃることでしょう。
まずは相談・見積もりから着手してみるだけでも、具体的にオフィスデザインとはどういうことから始めるべきなのか、イメージをつかんでもらいやすいのではないかと思います。

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