スタンディングデスクのメリット・デメリットって?

出典:http://i.gzn.jp/

最近では、オフィスでの長時間椅子に座りっぱなしなことが多いと思いますが、この姿勢の保ち方次第で、腰痛になったり肩こりになったりするのはみなさんご存知だと思います。一日に合計6時間以上座っている人の死亡リスクは、一日3時間以下の人と比較して、男性で20%、女性で40%増えると言われており、座りっぱなしな状態がいかにリスクなのかを物語っています。これは人間の体が座るという行為に適していないのが理由とされています。そこで立ちながらデスクワークを行うスタンディングデスクが登場しました。もともと人間の体は座るようにできていない。であれば立ちながら仕事をすればいいという単純な発想ですが、どんなメリット、デメリットがあるのでしょうか。

デスクワークシンドロームとは

長時間のデスクワークが原因となり、ストレートネック、ストレートバック、過度胸椎後湾を有する整形外科的症状、いわゆる猫背が発端となり、様々な症状が出てします状態を言います。これにより腰痛や目の疲れ、O脚、便秘、うつ病など様々な症状を発症します。

デスクワークシンドロームという言葉を最近ネット上やメディアの記事でよく目にするようになってきました。これは名前のとおり、デスクワークをすることによって体に生じる様々な症状を総称して呼ばれるもので、別名パソコン病とも言われています。
この具体的は症状の概要としては、肩こりや腰痛をはじめとして、眼精疲労、不眠、極度の頭痛などが次々と症状として現れてきます。
これがさらに進行すれば、めまいや吐き気、腕の痛みや痺れなどへと発展することもあるのです。

出典:http://deskwork-tenshoku.net/news/deskwork-syndrome/

 

1.スタンディングデスクのメリット

1−1.筋力増強

立ちっぱなしなため、脚の筋力、背筋、腹筋も鍛えられます。またダイエットをしている方にもおすすめ。筋肉を使いますので小尻効果やウエストを細くできます。

1−2.脚の血流改善

座りすぎは「肥満」,「高血圧」等の原因となることがあり、例えば 2時間座っていると善玉コレステロール値が20%低下、血流も低下します。座りすぎは喫煙と同じくらい、心臓発作のリスクを高めると言われています。血流と代謝が改善、消費カロリーも増加します。立つことにとり、圧迫されていた太ももなども改善され、太もものダイエットにも良いとされています。

1−3.オフィス内の移動がスムーズになる

座る、立つという動作がなくなることにより、プリンタへの移動やオフィス内の移動がスムーズになります。一度座ってしまうと立つの面倒になってしまうことはよくあることだと思いますが、そのような無駄な動作がなくなります。また、朝出社して座ってしまう一息つきなくなるもの。スタンディングデスクであれば出社したという動作から切り替えずに仕事に取り掛かれるので集中力を切らさずに仕事ができます。

1−4.姿勢を維持できる

座っているとどうしても猫背になりがちです。猫背姿勢は、首に負担をかけてしまいます。人間には体重をバランスよく分散するために重心の線があります。この線からずれていなければ、や首の筋肉への負担が少ない状態で、頭部・肩の位置が保つことができます。しかし猫背によりこの重心がずれてしまい、首や腰に負担をかけてしまうのです。猫背姿勢はほとんどが一時的なものではなく、癖になってしまうのが怖いところ。一度癖になってしまうと首や背中、腰などに慢性的に負担をかけてしまいます。スタンディングデスクはこのような猫背姿勢の改善効果があります。座りながらの猫背を意識するのは辛い時がありのですが、立っている状態であれば猫背になりにくく猫背改善をしたい方にはもってこいです。

1−5.仕事にメリハリがつく

座っている状態だと仕事が一息ついた時に姿勢を悪くしてネットサーフィンなどをしてると休憩なのか仕事中なのかメリハリがつかなくダラダラしてしまいます。スタンディングであれば立っている時は仕事、座っている時は休憩というような、メリハリをつけることができます。

2.スタンディングデスクのデメリット

2−1.慣れるのに時間がかかる

今までずっと座って仕事をしたことにより、長時間立つのは最初は辛く感じかもしれません。最初は立っている時間を短くして段々と時間を長くしていき立つことに慣れることが必要でしょう。また姿勢は立っていても座っていても意識しなければなかなかできないものです。立つことにより姿勢自体はよくできるのですが、両足にバランスよく体重をかけることを長時間続けることはなかなか難しいです。姿勢を保つことも、重心をバランスよく保つことも意識的に行わければならないので、最初は辛く感じるでしょう。

2−2.長時間の作業ができない

前述したようにずっと立っていられるのはせいぜい1時間くらい。1時間をすぎると、かかとが痛くなったり、膝が痛くなったりしてきます。ただそれは体のバランスが悪い証拠です。意識的に姿勢の改善をしていけば痛みは緩和されてくるはずです。最初から挫折しないように調整しながら行いましょう。

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