女性ばかりのオフィスで、理想的のオフィスデザインとは?

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オフィスは仕事をする場所。女性だけでも生産性を高めるオフィスであることが大切です。今回は、女性ばかりの職場環境における、理想のデザインとはどんなものかを考察します。

女性の感性が集まることで生まれるメリットとデメリットとは

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女性だけのオフィスは、女性だけの心地よさを考え、男性の視点を考慮する必要がないので、楽で快適だと思うかもしれません。しかし、女性だけゆえに仕事が進まない環境を作ってしまう危険性があります。

女性だけのオフィスデザインを考える上で考慮しなければならないのは、女性特有の感性。
女性の感性は、仕事をする上で多くの長所がありますが、短所になる部分もあります。この短所の部分が、女性だけの中にいてはなかなか気づきません。

例えば、女性はイメージをとても大切にし、イメージによってモチベーションの状態が左右されます。その日の気分によってもモチベーションのアップダウンが激しく、体調によっては冷静さに欠く日もあります。さらに、女性のコミュニケーション力はビジネスにとっても大きなメリットですが、共感を重要視するため、女性だけのミーティングではいつまでも結論に結びつかないことがあります。

これは女子校によく見られる光景ですが、女性だけになると異性の目がないため、急にだらしなくなってしまうこともあります。
このように、男性がいると短所やデメリットは目に見えやすく、お互いに補い合うことができます。従って、女性だけの場合、この男性の視点や感性を補うことができる職場環境やオフィスデザインを目指すことが必要なのです。

モチベーションを上げるイメージや色を取り入れる

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女性が大切にしているイメージ。自分が輝けるイメージがあれば、女性のモチベーションは格段に上がります。

そこで、企業のイメージを存分に取り入れたデザインにすることで、常に自身が企業のブランドに似合う女性であることを意識しながら、仕事に取り組むことができます。
キャリアウーマン向けの雑誌や化粧品を扱うのならシックでかっこいいイメージ、メルヘンチックでスイートな女子向けの商品を扱うのなら淡い色や使いに可愛らしい家具など、企業がイメージするドラマの登場人物で居られるようなオフィスデザインが効果的です。

また、ポイントカラーでモチベーションをアップさせるのもおすすめ。やる気が出る赤、女性らしいアイディアを生むピンク、冷静さをとりもどすブルー、社交的で明るいオレンジなど、休憩室や会議室などのスペースに、ポイントカラーを取り入れてみるとよいでしょう。

また、最近ではいわゆる「インスタ映え」も大切な要素です。休憩スペースやオフィス家具、デスク周りなど、ワークスペースにトレンドとおしゃれを取り入れることで、業務にも張り合いが出るかもしれません。

コミュニケーションを取りやすく、且つ適度な距離感を

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女性は他者とコミュニケーションを取ることで自分の居場所を確認し、組織での行動を決めていきます。そして、他者に共感することで、安全に生きていくための仲間を作ります。

オフィスでも、コミュニケーションが取りやすいレイアウトにすることで、仲間同士の安心感が生まれます。かといって、グループが車座になる、狭いデスクで向かい合わせにしてしまっては、おしゃべりばかりになり、メリハリがなくなってしまいます。

デスクは集中できる距離と位置にレイアウトして、ちょっとした打ち合わせの時に使えるスペースを、デスクから見える場所に用意するなど工夫が必要です。打ち合わせなどに使うフリースペースは、ある程度オープンにして、他のメンバーの視界に入るようにしておくと安心感が生まれます。

仕事ができる女は整理整頓もできている?

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女性は整理整頓好きでまめまめしく片付けると思われているようですが、とかく異性の目がない場合、どうしてもだらしなくなってしまいがちです。

管理者がきれい好きならばよいのですが、忙しい職場では片付けは後回しになり、お客様がいらっしゃるときに大急ぎで片付けはじめるなんてことになってしまいます。こうならないためにも、整理整頓しやすい収納家具が必要です。

出しやすくしまいやすい高さの棚、細々としたものはまとめられる引き出し、扉付きのオフィスラックなど、さっと片付けられて、見た目もスッキリときれいな収納家具があるとよいでしょう。

また、女性だけの場合、デスクで化粧直しや身支度をしてしまいがちです。仲間内なら気にしないかもしれませんが、外部の人が見ると見苦しいものです。

この習慣を改善させるため、トイレやパウダールームの近くに小型のロッカーを設置しているオフィスがあります。

出社後の化粧直しのついでに、化粧ポーチや生理用品などをロッカーにしまい、帰りはロッカーから化粧ポーチを出して、化粧直しをしてから退社できます。ワークスペースとのメリハリもつきやすく、男女が揃うオフィスにもおすすめです。

まとめ

女性だけのオフィスは気軽で楽しい反面、短所に気づかなければビジネスにデメリットが影響してしまうかもしれません。せっかく女性だけで仕事をするのですから、女性であることのメリットを活かさなければもったいないですね。

デメリットをメリットに変えるデザインやレイアウトを工夫して、女性が生き生きと働けるオフィスにしたいものです。

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