オフィスのデザインをDIY or 専門のプロに任せるべきポイントとは?

目次

1.そもそもオフィスデザインって簡単にできる?

2.オフィスデザインのプロが成立する理由とは?

3.自分たちでオフィスデザインをした方がいい場合とは?

4.DIYのオフィスのメリット&デメリットとは?

5.迷ったときは自分たちorプロに任せるべき?そのポイントとは?

1.そもそもオフィスデザインって簡単にできる?


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オフィスのデザインをDIYで手がける場合、自分たちで簡単にできるのか…?

この疑問について答えるならば、身も蓋もない言い方ですが「人によるが簡単とは言い切れない」…となってしまいます。インテリアの専門誌やWEBサイトを見れば、たくさんの事例が見つかります。
DIYの情報も数多く出回っているため、身近な材料から器用にデザインされる方もいらっしゃるでしょう。

また、インテリアコーディネートを趣味としている方も数多くいるはず。こうした人であれば、そのノウハウをオフィスに活かすことも可能かと思われます。

では、一般的なインテリアとオフィスデザインの違いとはなんでしょう?

自宅のインテリアもそうですが、とりわけオフィスデザインとなると、ただ見栄えがするだけでは不十分。あくまで企業の顔であることを前提としなければならないうえ、使い勝手や適切なゾーニング・動線の意識も加えなければなりません。

ただ見てオシャレな空間であるのみならず、従業員にとって働きやすい環境であることも重視しなければならないのが自宅とオフィスとの大きな違い。つまり、これらの必要事項をすべて把握しカタチにできる人」ならば適任ということに。思いのほか「簡単」ではない作業かもしれません。

2.オフィスデザインのプロが成立する理由とは?


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オフィスは企業にとって戦力の一員です。

オフィスデザインは、1人の従業員を育て上げるのと同等と考えても過言ではありません。従業員は採用後、少しずつ成長していくのを見守るものですが、オフィスデザインはそうはいかないもの。完成してお客様に明け渡す際には、すでに完成形の戦力となっている必要があるからです。

加えて防災に関する設備やセキュリティなど、ビルごとに定められた規定に沿った設計も必須です。

機能面でも、働きやすさを加味した適切な什器選びなど、トータルでノウハウを投入し、かつ納期に間に合うように仕上げるのは、プロでなければ成り立ちません。完成度・スピードetc…さまざまな面においてDIYとは異なるゆえに、オフィスデザインのプロの需要があるのです。

3.自分たちでオフィスデザインをした方がいい場合とは?


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プロへ依頼すれば理想通りのオフィスが手に入りますが、相応のコストがかかってしまう面も。オフィスデザインのおける価格は、一般的に面積に応じて高くなり、プラスα建材・什器のランクに比例していきます。予算面で不安がある場合、やはり自分たちでデザインするのが一番リーズナブルに仕上がるでしょう。

例えば、オフィスの全体ではなく一部分のみをリフォーム・アレンジしたい場合など、小変更で済む場合は、インテリアセンスに長けた従業員に力を借りてしまうのも◎。また、従業員どうしでの共同作業となるため、社内のコミュニケーションを増やす目的でオフィスデザインをDIYするというのもアリ。

次の項では、具体的にDIYのメリット・デメリットをご紹介します。

4.DIYのオフィスのメリット&デメリットとは?


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●メリット

1.コストを抑えることができる
前項と重複しますが、オフィスデザインのプロへ依頼するとなると、最低限数十万円~の予算が必要となってしまいます。大規模なオフィスであったり、高級素材やデザイナーズ家具のような高価な品物を選択すると、何百万円~となるケースも。

2.愛着がわく
自分たちで手塩にかけたオフィスデザインは、作業の苦労や想い出も付随するため、よりいっそう愛着のわくオフィスとなるでしょう。
そうした空間で働くことにより、オフィスを大切に扱おうという気持ちや、執務へのモチベーションが芽生えます。

3.コミュニケーションが深まる
DIYでオフィスデザインをする際は、専用のチームが組まれるのが一般的。
日常業務とは異なるDIYチームなら、異なる部署の人どうしで編成することができますし、社内で「理想のデザイン」のヒアリング調査などもおこなったりと、従業員間のコミュニケーションが深まります。

●デメリット

1.失敗するとコスト削減にならない
DIYでありがちなのが寸法ミス。特に数ヶ所の寸法を合わせなければならない際、要所ごとの測り方が悪く、最終的に合わなかったなんていうことがしばしばです。
間違った採寸で部材を切ってしまうとやりなおしとなり、結果そのぶんのロスが発生するケースが。

2.本業と並行するので時間がかかる
社内で手がけるということは、日常の執務と並行して作業しなければなりません。
するとプロに依頼するよりもはるかに時間を要し、なおかつ本業への集中力も落ちてしまう可能性があります。

3.挫折の可能性がある
オフィスの内外装は、消防法のさまざまな規定をクリアしなければなりません。
そのほかにも、思ったよりも難易度が高かったり、素人では限界が見えてくるなど、オフィスづくりが中途半端なところで頓挫してしまう場合もあるでしょう。
事前に下調べをしていても、いざ作業に入ってみると違って見えてくることも。

5.迷ったときは自分たちorプロに任せるべき?そのポイントとは?


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あらためてメリット・デメリットを見比べてみると、それなりに知識や経験がある人材がいればDIYでオフィスデザインを手掛けることも可能そうです。しかし、電気関係の工事には資格が必要なため、たとえDIYをやってみてもどこかしらはプロの力を頼らねばなりません。

自分たちでやるか・プロに任せるかの境界線を考えるにあたり、まずは全体の何パーセントほどであればDIYできそうかをリストアップしてみるとよいでしょう。例えば「手作り感を出したい」という要望であれば、プロのデザイナーと相談して一部に自作パーツを使ってもらうのも◎。

少しでも迷いがあるならば、まずは一度相談や見積もりだけでも依頼してはいかがでしょうか?

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