いよいよ2015年も残り1週間と迫ってきました。12月も終わり1月に入ってくると更に気温が下がってきます。今から職場での寒さ対策を考えてみてはいかがでしょうか?「冷え」は女性の大敵と言われておりますが、体調を崩してしまっても元も子もありません。しっかりと対策を考えておきましょう。
ウォームビズは設定20℃?
ウォーム・ビズという言葉はご存知かと思いますが、どういったものでしょうか?
環境省が行ったキャンペーン、クール・ビズの秋冬版。過度に暖房に頼らず、摂氏20度の暖房の適温でも暖かく働きやすい取り組みを指す(実施期間は11月から3月まで)。具体的な服装としては、背広の場合、スリーピース(上着・スラックス・ベスト)となるが、衣服や職場環境の温度設定のみならず、食事や食物に対する提言も出ている。
ということで、国が提唱している「室温20度で暖かい格好で働きましょう。」という環境庁発の呼びかけです。
エアコンで暖房をした場合、1℃で10%もの電気代の節約になると言われているんです。そう計算すると例えば、同じ広さの部屋で25℃の設定温度と20℃の設定温度を比較してみますと、なんと25℃のほうが3240円、20℃のほうは、1920円となんとその差が1320円もあるのです。設定温度次第で電気代が大きく変わってくることはご理解頂けたのではないかと思います。もちろん電気を使わないことはCO2の削減にもつながります。 ただ、デスクワークをしていて、20℃というのはじっとしていると寒く感じてしまうかもしれません。そこで暖房に頼らない寒さ対策をご紹介していきます。
1.身の回りの防寒対策
1−1.ひざ掛けを使う
女性の方は冬場でもスカートを着用することがあると思いますが、スカートで椅子に座った状態でひざ掛けを掛けると体感温度が飛躍的に上がります。スカートを儚くてはいけない環境では、ひざ掛けは必ずかけましょう。
1−2.カーディガンを羽織る
冬では一般的に見るカーディガンですが、カーディガンは体感温度を2.2℃も上げてくれるそうです。シャツだけでは寒い場合はカーディガンを使って納竿対策をしましょう。
1−3.ユニクロのヒートテックを使う
ユニクロのヒートテックは人間の体からは常に水蒸気が発散されているのを利用し、体から蒸発されるエネルギーが繊維に吸着するとき、水蒸気の「運動エネルギー」を「熱エネルギー」に変換するという機能があり、厚着しなくても暖かく過ごせます。
1−4.ネックウォーマーやレッグウォーマーなどを使う
首には動脈や静脈などの太い血管が通っており、首を冷やしてしまうと全身が冷えてしまいます。ここを温めれば血管の中の血が温められるので、それが全身に回ることを繰り返して体があったくなっていきます。最近ではネックウォーマーなどもおしゃれなもの販売されているので、女性にもおすすめです。
2.室内の保温の工夫
2−1.空気の循環
温かい空気は部屋の天井部に集まりやすいため、足元が寒いというのはよくあるのではないでしょうか。扇風機やサーキュレーターなどを使って空気を循環させましょう。
2−2.昼は太陽で、夜は厚めのカーテンやブラインドを
冬でも日中太陽が当たれば室内が暖かくなりますので、カーテンなどは開けておきましょう。また夜は厚手のカーテンやブラインドを使って外の冷えた空気をなるべく遮断するようにします。
3.運動の工夫
3−1.ストレッチや体操など
デスクワークなどでずっと同じ体勢では冷えてしまったり、腰や首を痛めてしまったりします。なるべく1時間に1回程度は足や首などのストレッチをすて血行が悪くなるのを防ぎましょう。
3−2.ホットドリンクを飲む
冷たい飲み物よりなるべくホットドリンクを飲むようにしましょう。紅茶などは発熱作用があるので、暖かくして飲みましょう。
まとめ
いかがでしょうか。 防寒対策には厚手することなど以外にも中から外からいろいろな方法があります。室内を温度を上げなくてもできることからはじめていきましょう。