いまこそ押さえておきたい。オフィスデザインのトレンド 2016

出典:hhttp://thirdway.co/blog/the-importance-of-good-office-design/

そこで、周りに配慮しつつ、上品さとシンプルさを兼ね備えたネイルとはどのようなものなのでしょうか?まとめてみました。

目次

優れたオフィスデザインは、いまや優秀な人材を確保するために重要な要素

オリジナルアロマでリラックス効果

アースカラーの採用

非喫煙者向けのリフレッシュスペースの重要性を改めて問いたい

会議室および打ち合わせブースの充実化

理想はファミレスのドリンクバー!?飲み物類の設備を充実させる

「居心地の良さ」の追求。どうオフィスをデザインするか?

優れたオフィスデザインは、いまや優秀な人材を確保するために重要な要素

そのため、どの企業も優秀な人材の確保に躍起になっています。上司が知らぬ間に転職活動を行い、部下から「ちょっとお話しが…」と呼び出されたときには退職願が差し出され…という現実があります。行動力があり、明確な目標を持って動いている社員は、未来像が描けない企業にはさっさと見切りを付けてしまいます。

単に高い給与を支払うだけでは繋ぎ止めておくことは、もはや不可能な時代です。福利厚生の一環として、また近年のトレンドとして、これまで以上にオフィスに居心地の良さや快適性が求められています。その具体例をいくつか挙げてみましょう。

オリジナルアロマでリラックス効果

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出典:http://kowagari.hateblo.jp/entry/diamond_4

オフィスデザインのトレンドに、エレベーターホールやオフィスの入口など、人の出入りが多い箇所をアロマの香りでもてなす動きがあります。これはホテルなどでも行われており、例えばお台場にある「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」では、オリジナルのアロマを調合し、リラックスさせる効果や落ち着いた雰囲気の演出に一役買っています。

またJALは2013年9月より、国内線および国際線ラウンジ(日本国内のみ)でリラックスできるよう、オリジナルアロマを導入しています。ANAも、日本国内の14のラウンジでオリジナルのリラックスアロマを導入しており、この香りは通販サイトでも購入ができます。

職場にあったアロマの香りを演出するために、専門の資格を有するアロマブレンドデザイナーに依頼してオーダーメイドの香りを作ってもらう。いまや「香り」も立派なオフィスデザインであり、新たなトレンドとなる可能性を秘めています。

アースカラーの採用

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出典:https://jp.pinterest.com/pin/293437731943375383/

オフィスというよりは事務所。白い壁紙とグレーが基調の事務的なデスクとチェア。一見すると、学校の職員室のような無機質な職場。これが警察署など、公務員の方の職場であれば致し方ない側面があります。しかし、クリエイティブな発想や、若々しさ、躍動感に溢れる企業のオフィスデザインだとしたら…。働く人のモチベーションアップには繋がらないのではないかと考えます。

そこで、オフィスデザインに着手する際に、アースカラーを導入するのも有効な手法としてトレンドに挙げられます。大胆に壁紙などを中心にアースカラーを使う方法もありでしょう。また、差し色としてアースカラーを導入するのであれば、保守的な社風の企業でも踏み切れそうです。しかし、社内の総務担当の方などが行うと、どこかに違和感を生じることにもなりかねません。時代ごとのトレンドや企業イメージ、コーポレートアイデンティティなどを考慮したうえで創り上げていくものです。いずれにしても、この絶妙なさじ加減はまさに「オフィスデザインのプロ」の領域といえそうです。

非喫煙者向けのリフレッシュスペースの重要性を改めて問いたい

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出典:https://jp.pinterest.com/pin/56506170303558697/

 

少し前のリフレッシュスペースの定番といえば「喫煙ルーム」です。ここでは社内のありとあらゆる情報が飛び交います。ミーティングや会議などの場ではとても聞けないような人事の情報、社内の人間関係などのちょっと下世話なネタまで。そこはまさに裏・会議室。しかし、これが意外と侮れないのです。喫煙ルーム愛好家であれば経験があると思いますが、社内の重要な情報が飛び交っていることも珍しくないのです。それはなぜか?喫煙ルームが「密閉された空間だから」です。外に漏れない安心からか、秘匿性の高い情報が飛び交うのだと推測します。

しかし、日本専売公社、日本たばこ産業の統計によると、平成26年度の喫煙率は、男性で30.3%。女性は9.8%(いずれも全年齢の平均)です。ちなみに、いまから30年前の昭和61年では、男性で62.5%。女性は12.6%(いずれも全年齢の平均)です。男性に至っては半分以下になりました。いまや喫煙者は少数派なのです。

社内は禁煙というオフィスが大半を占めるご時世、非喫煙者がリラックスできるスペースが確保されていないこともしばしばです。ここがまさに、企業側が用意すべきオフィスデザインにおける重要なポイントのひとつです。こういったスペースが福利厚生のひとつと考える企業担当者が少ないのが現状です。「人材ならぬ人財」を確保するためのトレンドとして、今後欠かせないものになっていくものと考えます。

会議室および打ち合わせブースの充実化

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出典:http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131305/13137876/

短期間で急激に社員が増えた企業によく起こる「あるある」です。とにかく、会議室が空かないのです。まさに「奪い合い状態」。社内の人同士や、外部ブレーンとの簡単な打ち合わせなど、いわゆる「ブース」を用意している企業もあるかと思います。それすらも空きがない…。仕方なく外のカフェに行くも、そこも満席…。そんな社員のぼやきが聞こえてきそうです。会議室を押さえるために四苦八苦する。よくいわれる「仕事のための仕事」の典型例です。これではあまりに非効率です。

速やかに対応するのは難しい場合があるかもしれません。しかし、こういった些細なことから社員のストレスは蓄積されていくのです。企業の担当者も、自分の進退に関わることであれば必死に対処するかもしれませんが、余計な仕事を増やしたくないというのが偽らざる本音でしょう。ここはオフィスデザインのプロと連携を図り、客観的に見てどのタイミングで対応すればよいかアドバイスをもらいつつ、迅速かつ的確に動くことが重要かもしれません。「そんなこと、どこもやっていない」と考えるのは早計です。どこもやっていないからこそ、いち早く対応する。そういったかゆいところに手が届く気配りが新たなトレンドを生み出すだけでなく、ES(社員満足度)向上ことにも繋がるのです。

理想はファミレスのドリンクバー!?飲み物類の設備を充実させる

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出典:http://tabelog.com/tokyo/A1313/A131305/13137876/

1日の大半を過ごすオフィスです。有償・無償の区分が難しいところがありますが、飲み物類を充実させることはとても重要なポイントです。飲料品メーカーと提携するなどして、コンビニなどよりも安価で飲み物を提供するのも有効な手段でしょう。また従業員が少ない企業なら、例えばエスプレッソマシーンを導入して、少しリッチさを感じさせるコーヒーが飲める配慮だけでも、社員は敏感に感じ取ります。こういったトレンドはどんどん広がって欲しいものです。

また、コーヒーが苦手という女性社員もいるはずです。紅茶類のパックなども用意されていればモアベターです。分かりやすい例でいえば、ファミレスのドリンクバーです。予算の範囲でやりくりし、オフィスデザインの際に、リフレッシュスペースの一画に設けるのもいいでしょう。

「居心地の良さ」の追求。どうオフィスをデザインするか?

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出典:http://www.market-inspector.co.uk/blog/2015/12/5-reasons-for-buying-a-good-office-coffee-machine

限られたスペースを有効に活用するためには、社内に専任の担当者を用意するのは理想的です。おそらく、総務の部署が担当することになるでしょう。しかし、現実にはそのためだけに高い給与を支払うのは難しいものです。他の業務との兼任が現実的な着地点でしょう。そこで強力なパートナーとなりうるのが、オフィスデザインのプロです。彼らは単にお洒落なオフィスをデザインするのではありません。お洒落すぎて、逆に使いにくいデザインのオフィスでは本末転倒です。洗練さと心地よさ、その時代時代に合わせたトレンドを巧みに盛り込み、依頼された企業のカラーを感じさせつつ、他では真似ができないオンリーワンのオフィスをデザインしてくれるのです。

「居心地の良さ」の基準は人それぞれ。それゆえに客観的かつ俯瞰で見られる能力が求められます。理想的なオフィスデザインは一朝一夕には成り立ちません。「餅は餅屋」という言葉がありますが、プロならではのアイデア・視点・トレンドを知り尽くした提案ができることは間違いありません。

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