働き方によって変わるオフィスの役割

最近ではビジネスツールがどんどん進化しペーパーレス化によるデータの共有方法が進化し、デスクで書類を書いたりすることはなくなってきていると思います。また外出先でもwifiの整備によりどこでもインターネットに接続できる環境が整ってきています。今ではどこでも仕事ができ、これまでの「デスクワーク」のあり方が大きく変わりつつあるのです。今回は、仕事のツールの進化や働き方が変わり、働き方が多様化し、こういった事情を受けてオフィスはどう変わるべきかということを考えていきたいと思います。

個人主義からの変革

これまでオフィスでのデスクワークと言われるものは、個人での仕事がメインでした。それぞれで分業し、自分の仕事は自分の仕事という形でそれぞれの席で仕事をするというスタイルです。もちろん会議や打ち合わせなどで席を外すこともありますが、会議が終わればまた自分の席に戻り仕事をするというのが一般常識でしょう。しかし、どこでも仕事ができる環境が整備されており、仕事も社内だけではなくアウトソーシングが主流となってきているのが現状なのです。この流れを見てみると自分専用のデスクが果たして必要なのでしょうか。こういった現象を経験されて方も多いと思います。昼間、営業は外外出し誰もいなくなった営業部、デスクワーカーは打ち合わせや会議などで席を外している。しかし会議室は数に限りがあるため足りないなんていうことがしばしば。そうです、自分のデスクスペースは開いているのに会議スペースが足りないというアンバランスな状態になってしまうのです。そこで近年増えているのがフリーアドレスデスクです。自分専用のデスクは持たずにノートパソコンに情報を集約し持ち歩くというスタイルです。これならデスクスペースはいつでも会議スペースとなり、逆も然りです。

これから望まれるオフィスとは

これまで一般常識であった一人一席は今後淘汰されていくかもしれません。一人一席が必要な理由として書類の保管や電話などがありますがすでにこれらはでデジタル化により全て携帯できるようになりました。これは一が増えたからデスクを増やすというような単純な発想ではなく、仕事の内容や目的に合わせたオフィスのデザインが必要なってくるのではないでしょうか。ずっと外出している営業に固定のデスクが必要ないですし、集中作業が必要なエンジニアなどは仕切りをつけてあげたり、様々な工夫が求めれれてくるのです。

最後に

今まで固定された概念のようにオフィス作りがなされてきましたが、今大きく働き方やライフスタイルがかわりつつあります。働き方に合わせたオフィスデザインや会社組織の特性に応じて変革していくオフィス作りが今後必要になってくるのではないでしょうか。

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