1. はじめに
100年以上の歴史を持つオフィスファニチャーメーカー、HermanMiller社。
そんなHermanMiller社からリリースされている高機能ワークチェア「Sayl Chair」(セイルチェア)
オフィスデザインの際の弊社オススメの一脚であり、オススメすぎて社内のオフィスチェアの半分がこのセイルチェアなのですが、そのオススメっぷりを検索すると「セイルチェア きしみ」などネガキャンっぷりが目につきます。
ちょっとこの現状が腑に落ちません。
かわいいし、座りやすいし、疲れないし、そもそもきしまないし。
デザインと機能と価格と最高レベルにバランスのとれた高品質なオフィスチェアですので、ぜひその魅力を知っていただきたいと思います。
ということで、今回は愛してやまないセイルチェアの魅力を書き綴っていこうと思います。
オフィスチェアの購入を考えている方、オフィスの移転などを考えている担当者の方の少しでもの参考になりましたらこれ幸いです。
2. もくじ
- はじめに
- もくじ
- コンセプトを愛でてみる
- 高性能を愛でてみる
- かわいいデザインを愛でてみる
- バリエーションを愛でてみる
- お手頃価格を愛でてみる
3. かわいいデザインを愛でてみる
まずはやっぱりその見た目の可愛らしさ。
もちろんHermanMiller社のオフィスチェアだけあって洗練されていてカッコいいのですが、他の一般的なオフィスチェアがスタイリッシュでクール系なのと比べると、どちらかといえばコロンとしていて可愛いです。
印象としてはEames Molded Plastic Chairsに近いかもしれません。
座面が低く設計され、座面の下にも厚みをもたせているためよりコロコロとした印象です。
脚の立ち上がりも他のオフィスチェアには力強さを感じるのと比べると、セイルチェアは少し細めでスマートに。
脚の仕上げは周囲に溶け込むブラック、フォググレー、ポリッシュドの三種類。
座面、背面が浮かんでいるようなイメージさえもちます。未来的。
背面のメッシュも可愛い。
特殊構造でフレームがないので、体をすっぽり包み込むハンモックのような心地よさ。
最小限のミニマル設計を徹底しているため、必要最小限の面積で上にいくほどシュッとすぼまる背面メッシュがまた小ぶりでコロッとした印象をつくりだしています。
この背面の形状のおかげで複数を並べて使用しても空間を圧迫しないのも大きなポイント。
オフィスにおいて椅子を並べた際の圧迫感って快適さに大きな影響を与えるのですが、そのへんセイルチェアなら安心です。
4. コンセプトを愛でてみる
フレームからテンションを張り体を収める特徴的なミニマルデザインがいいかんじなセイルチェアですが、なぜそうなったかというコンセプトもまた面白い。
デザインは、プロダクトデザイナーのイヴ・ベアールによるもの。
ハーマンミラーがデザイナーのイヴ・ベアールに依頼したこと。それは、美しいデザイン、最先端の人間工学、洗練された設計工学、環境への配慮など、ハーマンミラーの特長すべてを兼ね備えながら、手頃な価格帯のチェアを開発することでした。
いきなり無茶ぶりされてます。
イヴ・ベアールとハーマンミラーの開発チームは、チェアのすべてのパーツを何度も検討しました。そしてついに、より優れた、より洗練されたチェアを作り出し、その品質、性能、デザインにおいて、新たな基準をつくったのです。
バッチリ応えたうえで、新しい基準になってしまうほどにクオリティの高いプロダクトを提供しちゃってます。
5. 高性能を愛でてみる
HermanMiller社に新しい基準をつくらせるほどの高品質なセイルチェア。
高機能オフィスチェアとしてみても、代表作アーロンチェアなどに全く引けをとりません。
ノンフレームの背面メッシュはやさしく人を包み込み、長時間使用しても全く疲れを感じません。
自由に動けるようにというのと、人間が健康的な姿勢を維持できるように調整されているようです。
中央付近、背骨が当たるところはその周りは柔らかめに設定されています。
これがまたちょっとしたひねりや伸びのときにストレスなく動けていい感じです。
肘置きと背面のスマートさも、手を伸ばして何かをとりたいときなど動きを邪魔せずいいかんじ。
6. バリエーションを愛でてみる
たとえばアーロンチェアですと、カラーリングの選択肢ってほとんどありません。
でもそこはセイルチェア。
部位ごとにカラーリングを指定でき、自分好みのオフィスチェアにカスタマイズ可能です。
上記リンク先で好みのカラーリングを探しているだけで一日が終わってしまうほど。
さらにミーティングなどにはセイルサイドチェアというキャスター無しのものも用意さています。
これらも合わせ、そのバリエーションは実に豊富。
自分のオフィスに最適な形態がみつかることまちがいなしです。
セイルチェア、可愛いです。
7. お手頃価格を愛でてみる
と、魅力満載にもかかわらずセイルチェアのお値段はなんと7~8万円程度。
同品質帯の高機能オフィスチェアたちとくらべると半額程度の値段で買えてしまいます。
シンプルな素材で使用する部材を最少にとどめた、非物質化されたフレームを持たない構造がこの価格帯を実現しています。