オフィスデザイン次第で社内恋愛に差は出るのか?

恋愛対象との出会いには、「友達の紹介」や「趣味」の他に、「社内」「同じ部署」もよく聞くシチュエーションなのではないでしょうか。

30 JUL 2017
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今よりずっと昔の1970年では、上司や社長が社内の男女を見繕って仲人をすることが多くありました。自由恋愛の権利が確保されている現在ではそんなことはありませんが、同じ社内で恋愛パートナーと出会うことは昔から多いようです。

しかし中には、「異性も社員数も多いのに恋愛に発展しない」と嘆いている人もいます。もしかするとそれは、オフィスの間取りやデスクの配置など、物理環境が恋愛の発展を阻んでいるのかもしれません。そこで今回は、オフィスデザインで社内恋愛シチュエーションに差が出るのかを検証します。

社内恋愛経験者は全体の4割

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パートナーエージェントが「社内恋愛の実態」について20代から40代までの未婚の男女にアンケート調査を行ったところ、社内恋愛経験ありが約4割・経験なしは約6割という結果が出たそうです。経験なしの理由は、「社内の人と積極的に恋愛をしようとは思わない」「別れた時に気まずい」ですが、「社外の人とはアリ」「他部署の後輩ならアリ」という声もあります。

では、どのような企業で社内恋愛率が高いのでしょうか。エン・ジャパンが運営する企業クチコミ情報サイト「カイシャの評判」で行ったアンケートによると、社内恋愛率が高い企業のトップスリーが1位の株式会社サイバーエージェント、2位のエン・ジャパン株式会社、同列で株式会社リクルートキャリアだったそうです。 これら企業に共通することは、「社内の雰囲気が明るい」、「企業が社員同士の交流を積極的に推進している」ことです。また、営業職に従事している社員が多く、男性も女性も積極的であるという印象を受けます。

絶妙な距離感を演出!シチュエーションが生まれるワークレイアウト

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では、社内の恋愛が活性化するデザインは存在するのでしょうか。

社内恋愛が多いと評判の株式会社サイバーエージェントでは、グループごとのブースが自由な六角形のデスク配置になっています。普段は背中合わせで業務を行いますが、振り向くと、比較的距離が近いコミュニケーションができます。机には明確な仕切りがないため、共同作業の時も距離を縮めることができます。

ミーティングは、いわゆる普通の会議室ではなく、ミーティングルームにある高さの低いソファにめいめいが座って行われます。机がなく、ソファやサイドテーブルに資料を置いて話し合うため、必然的に距離が近くなるようです。

また、他の企業ですが、フリーアドレスのデスク配置は、自由に席を移動できるため、他のグループ同士のコミュニケーションの機会が増えます。席の境目がないために、教える・教えられるの距離感も自然です。熱が入った時には思わず顔が近くなったというシチュエーションにも恵まれるでしょう。

出会いに期待?コミュニケーション重視のオフィスデザイン

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恋愛は、会話などの接触がきっかけで発展します。コミュニケーション環境が社内恋愛を左右しているのかもしれません。

昨今、オフィスのコミュニケーションが業務を効率化するとして、コミュニケーションを重視したオフィスデザインを取り入れる企業が増えています。中でも人気で手軽に取り入れられるデザインが、「ミーティングスペース」と「マグネットスペース」の設置です。

ミーティングスペースは、会議室に行くまでもない、ちょっとした打ち合わせを行う、デスクの側に設置するスペースです。コーヒーなどの飲み物やお菓子を置くことで、休憩スペースにも利用できます。

ミーティングスペースで話すことにより、会議室やデスクよりもリラックスした状態で打ち合わせができます。本音も思わず出てしまうかもしれません。デスクにいては生まれない距離感です。

また、マグネットスペースは、社内のコピー機やプリンターなどの共用機材や文房具を一箇所に集めたスペースです。他部所同士がそのスペースで作業したり、文具を取りに行ったりすることで、会話を生み出すことができます。

これは、「コピー機壊れちゃった」「紙が詰まったんだね。ちょっといい?」などの会話ときっかけが生まれる、オフィスラブの王道シチュエーション。隣の部署の誰それさんに偶然を装って話したいために、ひたすらマグネットスペースでチャンスを狙うなど、業務そっちのけにならないように気をつけたいものです。

まとめ

社内恋愛が生まれるオフィスデザインのキーワードは「コミュニケーション」と「少し近い距離感」。

1日の大半を過ごすオフィスで、恋愛対象と出会う確率が高いのは当然の理です。パートナーが同じ社内にいることは、モチベーションアップや離職率低下につながります。不倫でなければ、会社にとっても当事者にとってもデメリットは少ないようです。

オフィスが仕事以外の意味でもハッピーな空間となるように、コミュニケーション環境の改善を考えてみるのも良いかもしれません。

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